製品情報

ピンホール探知器一覧表

  • 上記ピンホール探知器は、JIS K 6766 : 2008に準拠しています。 ※TO-150C、TO-250Cはコンクリート素地専用です。

特長

低周波高電圧
パルス放電式
  • 低周波パルス式、微小電流タイプのため、皮膜をいためることなく、高電圧ピンホール検査ができます。(TR・ホリスターシリーズ)
直流高電圧
放電式
  • 《厚膜用》直流、高電圧式で、ホーローや特に厚いライニングのピンホール検査に適しています。(TO-250D)
  • 《薄膜用》フッ素皮膜、薄い樹脂皮膜などデリケートな皮膜を効率よくピンホール検査するのに適しています。(TO-5DP)
  • 《コンクリート素地用》金属と通電性が異なるため、専用器としています。(TO-150C/250C)
湿式電気
抵抗法
  • 湿式電気抵抗法は、一般に200μm (または500μm) 以下の極く薄い絶縁性皮膜 (缶内面の樹脂皮膜など) のピンホール検査に適しています。(PHシリーズ)

用途

放電検査法の動作原理

ピンホール探知と探知電圧

kV
求める検査電圧 (波高値)
T
膜の厚さ、単位ミリメートル
1㎜未満の膜厚の時kV=1+5T
例 T=500μm 1+5×0.5=3.5kV
1㎜以上3㎜未満の膜厚の時kV=6+T
例 T=1.5㎜ 6+1.5=7.5kV
3㎜以上の膜厚の時kV=3+2T
例 T=5㎜ 3+2×5=13kV
  • コンクリート素地の場合は、お問い合わせ下さい。

TR・ホリスタシリーズ

特長

低周波パルス
放電式
  • 低周波パルス放電と低電流出力で塗装膜・ライニング膜をいためません。
  • 探知能率が高い。
  • 間接アースが可能。全面被覆の場合もアースがとれます。
電圧可変式
  • 塗装膜の性質、厚さ、探知目的に合わせて適正な探知電圧で検査できます。
  • 探知電圧をメーター上に常に表示。電圧の過多や不足による検査ミスを防ぎます。
カンタン操作と
安全設計
  • 操作はプローブ電極を被検査物にあてるだけ。ランプまたはブザーでピンホールの有無を知らせます。
  • 操作の安全性を考えた低電流高電圧出力回路と安全リモートスイッチ。
  • トランジスタ発振回路による安定した出力電圧。
  • 小型・軽量の本体で現場への持ち運びもカンタン。

用途

上下水道・ガス・電力などの地中埋設管の塗覆層。

化学プラントの機械装置、タンク、パイプ、バルブなど耐薬品性を要求されるライニング膜。

船舶・船用機器、海岸・海中設備機器の防食塗装、ライニング。

公害機器装置など特殊の汚染ガス、汚染液に対する耐食性塗装ライニング。

各種汚染因子にさらされ易い、建造物、構築物、機械装置に対する防錆・防食塗装、ライニング。

ホーローバス、樹脂コーティングバス、温泉地の設備、機器の防食塗装ライニング。

塗りかえ費用の嵩む長大物の塗装、ライニング。

精密機器、電気機器などの重要部分品の防食塗装、ライニング。