総合カタログ No.161
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90安全対策X線の安全基準とは本装置は防護筐体内のみでX線を照射する装置であり、かつ、装置外部への漏れ線量は1μSv/h以下のため、「電離放射線障害防止規則」に定められる3ヶ月で1.3mSv以下であることから、管理区域の設定、作業主任者の選定も必要ありません。作業者の安全に対しても十分配慮されています。(X線装置を使用する事業者は、装置設置工事の30日前までに、その計画を直轄する労働基準監督署署長へ届け出る必要があります)X線遮蔽版による防護装置のX線漏洩の基本は、装置内部に貼られた鉛板により行います。漏洩防止カーテンによる防護装置の出入り口は、漏洩防止のカーテンより行います。インターロック機構扉部分・開口部には、すばやくX線の遮断を行う機構を設置しています。また検査物が装置内で渋滞した場合も、X線の遮断を行い、過度なX線照射を防ぎます。…(コンベア出入口に手など入れた場合、安全のためX線照射、コンベア回転が自動停止します)

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